【リンク】 主要国一人当たりのGDP推移

世界経済のネタ帳

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主要国の一人あたりGDP推移(2011年は予測値)

毎度【世界経済のネタ帳】さんから情報を頂きました。


個人的にビジネスに携わる人であれば、
マーケット規模は必ず『数字』で押さえる必要があると考えています。

意思決定を行う際の判断基準が、フィーリングのみになってしまうのは危険です。
(でも実際はそういう方をかなり多く見掛けます)


そのため『人口』と『一人当たりのGDP』は必須確認項目だと思います。


脇道に逸れました。



ここから本題ですが、ルクセンブルクの数値は目を見張りますね。
108,000$/1人です。

逆に中国とインドは非常に数値が低いですね。
1980〜90年代は、多くの人が一人年間2〜3万円台で生活していたことになります。

また、2010年に日本はシンガポールに逆転されています。

他に産油国カタールやUAE、北欧のノルウェー、デンマーク、スウェーデン等が
上位に位置しています。

以下参考までに2010年の上位20カ国ランキング

次にアメリカの47,000$/1人ですが、驚異的と言っていい数値だと思います。

小国であれば資源や金融等、特定分野の強い企業及び産業で
高い競争力があれば比較的には容易に一人当たりのGDPも上がりますが、
3億人の人口を抱える大国が、G8の中で最大の数値を誇っているわけです。


また、先日のOECD主要国の財政収支でも確認しましたが、
アメリカは4000億$の貿易赤字があり、その輸入先は主に中国と日本です。

つまり、コモディティ製品は相当輸入に依存しているわけで、
裏を返せば汎用製品の製造業は弱い状況でこの数値です。


私個人としては、好きな面も嫌いな面もある国ですが、
こと経済に関しては、アメリカから学ぶべきものはまだまだ多いと思います。
(余談ですが最近ドイツと韓国の経済にも関心が高いです。)